肥満、つまり体脂肪が高くなるのは、体の中に取り込んだエネルギー
(摂取エネルギー)と、体を動かして使ったエネルギー(消費エネルギー)
のアンバランスが原因です。
この2つのエネルギーの量が差し引きゼロになれば問題はありません。
ところが、摂取エネルギーが余ってしまうと問題なのです。
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<1>摂取エネルギーが多すぎる場合 ==⇒食べすぎ
<2>消費エネルギーが少なすぎる場合 ==⇒運動不足
余ったエネルギーは脂肪に変えられて脂肪細胞に蓄積され、体脂肪率が高くなってしまうのです。


消費エネルギーは
<1>基礎代謝・・・生きていくうえで最低限必要なエネルギー消費
体温を保ち、内臓を動かすといった、何もしないで横になっている
だけでも使われるエネルギー
<2>生活活動代謝・・・体を動かすときに必要なエネルギー消費
日常の動作や運動などに使われるエネルギー
<3>食事誘導性熱代謝・・・食べ物を食べることによって使われるエネルギー
これら3つの合計量です。
なかでも基礎代謝量は、1日の総消費エネルギーの60〜70%を占めていて、体脂肪が増えるか、増えないかのカギを握っています。
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基礎代謝量は、年齢や性別、体格、気温、体温、栄養状態などによって違います。男性より女性のほうが低く、生後1才から年を
とるごとに増えていきますが、男性で16才、女性で13才ごろをピークに、その後徐々に減っていきます。
中年になると体脂肪が増えていきます。こうした中年太りを起こすのは基礎代謝量が減っていくことが原因です。
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それは、年をとるにつれて筋肉が減少することにあります。
筋肉は全体重の30〜50%を占めています。このため、基礎代謝のうち最も多くのエネルギーが筋肉で消費されます。
筋肉は女性なら18才、男性なら20才くらいまでは特に運動
しなくても成長によって増えますが、その後徐々に減っていきます。
それに加えて、生活が便利になったことによる生活活動代謝量の減少。
もう一つ基礎代謝量が年々減少しているにもかかわらず、若い時のままの摂取エネルギー量のため、少しずつエネルギーが余ってしまっているのです。