「痛風」という病気は広く知られているようです。
しかし、「尿酸値」についてはあまり知られていないのが実状のようです。
血圧や血糖値についてはよく知っているけど、尿酸値なんて聞いたことがないという人が多いようです。
★尿酸値が高いといわれた方・・・
この尿酸値が異常に高くなった状態である「高尿酸血症」こそが、痛風を引き起こす要因なのです。
尿酸値が高いといっても、症状によって3つに区別することが出来ます。
<1>「無症候性高尿酸血症」
尿酸が体内に異常にたまっているのに、はっきりした自覚症状がない状態です。健康診断などで「尿酸値が高い」といわれたらこの状態です。
この時期は症状がまったくないので、気づかないまま状態を悪化させる人が多いのです。
<2>「間欠性発作期」
突然足のつけ根部分などに強烈な痛みが起こるなど、痛風の典型的な発作の症状が現れる時期です。
この時に慌てて病院に行けば「痛風」と診断され適切な治療がなされるでしょう。しかし、発作の症状は数日から10日程でうそのようにおさまるので、そのまま放置してしまい、痛風は知らずしらずのうちに進行してしまいます。
残念ながら2回目の発作はいつ起こるかわかりません。早い人で数ヶ月、遅い人だと数年後の忘れた頃に起こります。
<3>「慢性痛風期」
慢性的になってしまうのは、<2>の時期にきちんと治療をおこなわなかった場合、痛風がかなり進行した状態になってしまいます。
重大な生活習慣病を合併する危険性が高くなります。
痛風・高尿酸血症の治療の本当のねらいは、危険な合併症の予防にあります。
合併症に注意が必要です。